こんにちは、銀座ヨシノヤ銀座六丁目本店宮崎です。

今日は、O　740を紹介します。

ヨシノヤメンズの手縫い靴は、創業者が固執した「注文靴に勝る履きよい既製靴つくり」というモノ作りの哲学がカタチになった靴です。手間を惜しまない職人仕事は、既製品のレベルをはるかに超えています。

その中でも１１５周年モデルのO　741は、ヨシノヤメンズの技術力の結晶です。

靴型は「現代版の足なりの靴型」で、靴の中で足がおさまるべきところにすんなりと落ち着きます。この感覚は通常の靴ではなかなか味わえません。

型紙も秀逸で履いた時に違和感や嫌な感触がありません。靴の世界では靴型（ラスト）のうんちくを聞くことがありますが、靴型と同じくらい型紙も大事です。

さらに履き心地の肝となるのが吊り込みです。職人が手仕事で吊り込みますが、革を叩く感触でラストの上で革がどうなっているがわかるそうです。1足に3～4時間かけ、革と対話をするように吊り込みを行います。

履き心地が進化してきているように思えます。

＜商品詳細＞

品番               O　740

発売年           2022年

色                   ブラック（実際はパープル）

甲革               ミュージアムカーフ・ゾンタ（伊）

靴型                EE（A153）

サイズ            23.5　～　27.0

ソール            レザー

製法                 ハンドソーンウェルテッド（九分仕立て）

税込価格         242,000円